今日を大切に
8.92018
緑豆薄荷茶で暑熱を取りましょう。

緑豆は体に溜まった熱と湿気を取ってくれる効果があります。
「暑邪」と「湿邪」を取ってくれるんですね。
「暑邪」が体に入ってくるとのどの渇きや多汗、尿量が少なくなる(色が濃くなる)、
体の火照りや不眠、怒りっぽくなる・イライラする症状が出ます。
「湿邪」が入ってくると冷えやめまい、頭重感、胸のつかえ、食欲不振やお腹の張る感じ、
むくみや下痢、筋肉痛や関節痛などの症状が出ます。
嫌ですね。日本は梅雨が終わると蒸し暑い夏がやってくるため、
この「暑邪」と「湿邪」のために身体によくない症状がでやすくなります。
そんな時お勧め薬膳食材が緑豆です。
この豆は身体にこもった余分な熱を冷まし、湿気によって体にたまった余分な水を排出してくれるんです。
いいね!!
中国の「本草綱目」には「腫れを消し、痘を治す効果は小豆と同様だが、
解熱力と解毒力は小豆より強く常食しても害にはならない」と記載があります。エビデンスありですね。
お茶として飲んでも、食べても効果 あり!あり! の豆です。
薄荷は世界中でみられる多品種のハーブですね。古くから食用や薬用として利用されたり、香りを楽しむためにも使われていますね。
その効果は主に
①胃腸の機能を高める効果
②リラックス効果
③殺菌・消毒効果があります。
今回は緑豆薄荷茶をご紹介します。
<材料>
・緑豆 50g、薄荷 3g、砂糖、水 500ml
*砂糖はお好みいれてください。砂糖以外にラカントや蜂蜜でもOK。勿論砂糖なしでも構いません。
・土鍋 (薬膳茶を作るときはは土鍋を使ってください。)
<作り方>
①土鍋で湯を沸かし沸騰したら緑豆を入れ中火から強火で約5分煮る。
②薄荷を(薄荷はティーバックに入れたほうがいいです。)①に入れさらに中火で3分煮る。完成です。
*砂糖は飲むときにお好みで入れてください。砂糖なしでも構いません。私は砂糖なしで飲みます。
緑豆はそのまま捨てるともったいないですね。再度柔らかくなるまで煮込んでご飯やおかゆに足して食べることもできます。
夏は冷たい飲み物は控えて温かい飲み物を飲んだほうがいいですね。