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薬膳茶(中国茶)の種類と歴史

・薬膳茶を分類すると一般的に認められている分け方として

1.緑茶=龍井茶(ロンジンチャ)

2.白茶=白毫銀針(ハクゴウギンシン)

3.黄茶=君山銀針(クンザンギンシン)

4.黒茶=普洱茶(プーアールチャ)

5.紅茶=祁門茶(キームンチャ)

6.青茶=烏龍茶(ウーロンチャ)

の6種類に分けられます。これらの6種類のお茶は発酵のさせ方や製造法の違いによって分けられます。

中国では広東省、福建省、雲南省、貴州省では烏龍茶や普洱茶をよく飲み、浙江省、北京では龍井茶がよく飲まれています。

また、雲南省の山奥に住む少数民族の間では新鮮な茶葉に唐辛子の粉末、果物汁、にんにく、塩、湧き水を混ぜて食べる習慣が

残っています。

*お茶の歴史は古く遠く後漢、唐の時代に茶葉を煎じて飲む文化が生まれ、宋の時代にはお茶を餅のように固めたものや

花のかおりをつけたもの茶葉が飲まれるようになりました。そして、明・清の時代になって緑茶、白茶、黄茶、黒茶、紅茶、

青茶の6種類が完成しました。

中国では、お茶は解毒薬として利用されてきました。事実、後漢の時代の書物にはお茶は

1.気持ちを楽しくする

2.心を安らかにして気を養う

3.イライラやのどの渇きを止める

4.熱毒邪に侵された下痢を治す

5.利尿作用

6.淡を取り除く

7.身体を軽くして若さを保つ

8.長期間飲むと痩せる

9.脂肪を取り除く

10.飲みすぎ、食べ過ぎを治す

など数々の効果があると記述されています。また、清の時代に書かれた「本草求真」という書物には身体に溜まっている

「痰飲を溶かしたり」、「心の熱毒を清したり」、「脂肪を排泄したり」、「食べ物が胃腸に停滞し、消化できていないために

現れる症状で胸のあたりがつまってもんもんとする、飲食を嫌う、口の中にすっぱいものが上がってくる、

舌のコケが厚くなるなどがみられる宿食(しゅくしょく)を解消したり」する効果があると書かれています。

このように中国ではお茶を薬として使われてきました。

そして、茶葉は南北朝時代に東南アジア、インド、朝鮮半島、日本、ヨーロッパへと世界中に広がっていきました。

例えば、17世紀、イギリスではチャールス2世のお妃キャサリン妃の美しさの秘密は紅茶にあることがわかり、

上流階級から一般庶民に紅茶を飲む習慣が広まり現代に至っています。

また、フランスでは、ルイ14世の頭痛が紅茶で治ったことからフランス中に流行しました。

今では、お茶は健康や美容によい薬(薬膳茶)としてそして飲み物として世界中で飲まれています。

毎日、何杯も継続して飲むことが大切です。是非、薬膳茶(中国茶)を毎日飲まれてみてはいかがですか?

次回は、緑茶の代表龍井茶についてです。お楽しみに。。。。。

 (参考:「薬膳茶のすべて」辰巳 洋;緑書房)

 

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