今日を大切に

体の内外から健康を考える②

初めに別府温泉にある明礬温泉で「湯の花」について学びました。

別府市内には、おのおの泉質や雰囲気を異にした温泉が数百あり、

それらは歴史の異なる8箇所の温泉郷を中心に分布しており、

これらを総称して別府八湯と呼ばれています。

また、別府は地獄めぐりが有名ですね。

別府温泉の泉質には単純泉、食塩泉、重曹泉などがあります。

1.単純泉

・特徴:肌触りが柔らかく、癖がなく肌への刺激が少ない

    特にアルカリ性単純温泉は、入浴すると肌が「すべすべ」する感触がある

・効能:自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

*岐阜県・下呂温泉、長野県・鹿教湯温泉が単純泉

2.食塩泉

・特徴:日本には比較的多い泉質。塩分が主成分となっているので、

    飲用すると塩辛く塩分濃度が濃い場合や

    マグネシウムが多い場合は苦く感じられます。

・効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

*静岡県・熱海温泉、石川県・片山津温泉が食塩泉

3.重曹泉

特徴:ナトリウムー炭酸水素塩泉、カルシウムー炭酸水素塩泉、

   マグネシウムー炭酸水素塩泉などに分類される。

   飲用では下記効果がある。

  「胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、耐糖能異常(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)」

効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症

*和歌山県・川湯温泉、長野県・小谷温泉が重曹泉

温泉の泉質によって様々な効能があります。

事前に効能を調べて温泉に行くのも一つのアイデアだと思います。

そして、ゆっくり温泉に入り薬膳料理を頂く。

これが体の内外から健康になるですね。

笑顔元年1月

自然薬膳ドットコム

 

 

 

2.

関連記事

ページ上部へ戻る
Translate »