今日を大切に
1.282019
体の内外から健康を考える②

初めに別府温泉にある明礬温泉で「湯の花」について学びました。
別府市内には、おのおの泉質や雰囲気を異にした温泉が数百あり、
それらは歴史の異なる8箇所の温泉郷を中心に分布しており、
これらを総称して別府八湯と呼ばれています。
また、別府は地獄めぐりが有名ですね。
別府温泉の泉質には単純泉、食塩泉、重曹泉などがあります。
1.単純泉
・特徴:肌触りが柔らかく、癖がなく肌への刺激が少ない
特にアルカリ性単純温泉は、入浴すると肌が「すべすべ」する感触がある
・効能:自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
*岐阜県・下呂温泉、長野県・鹿教湯温泉が単純泉
2.食塩泉
・特徴:日本には比較的多い泉質。塩分が主成分となっているので、
飲用すると塩辛く塩分濃度が濃い場合や
マグネシウムが多い場合は苦く感じられます。
・効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
*静岡県・熱海温泉、石川県・片山津温泉が食塩泉
3.重曹泉
特徴:ナトリウムー炭酸水素塩泉、カルシウムー炭酸水素塩泉、
マグネシウムー炭酸水素塩泉などに分類される。
飲用では下記効果がある。
「胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、耐糖能異常(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)」
効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
*和歌山県・川湯温泉、長野県・小谷温泉が重曹泉
温泉の泉質によって様々な効能があります。
事前に効能を調べて温泉に行くのも一つのアイデアだと思います。
そして、ゆっくり温泉に入り薬膳料理を頂く。
これが体の内外から健康になるですね。
笑顔元年1月
自然薬膳ドットコム
2.