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5.172020
薬膳料理や宮廷料理に欠かせない食材ー大棗(なつめ)

大棗(なつめ)は平安時代の薬学書「本草和名」の中で
薬として使っていたことが記載されています。
中国では古くから老化防止や五臓によい効果があると言われている果実です。
大棗(なつめ)の栄養素・効果・食べ方をご紹介します。
<栄養成分>
①葉酸、パントテン酸、ナイアシンなどのビタミン類
②カルシウムやカリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類
③食物繊維
<効果>
①冷え症改善
②胃腸の消化機能を調整、栄養分の吸収促進
③造血作用による貧血予防
④精神安定作用
⑤滋養強壮
⑥不眠改善
⑦免疫力アップ
⑧疲労回復
などが期待されると言われます。
また、中国の絶世の美女である楊貴妃も食べていたと言われ老化を防ぎ、
肌のアンチエイジングに効果があり美肌効果も期待されます。
<食べ方>
お勧めは薬膳鍋、おかゆ、煮込み料理に加える
そのままでも食べられます。ほのかな甘みがあり美味しいです。
4~5個/日を目安に毎日食べると効果的です。