今日を大切に
10.52018
山査子(さんざし)と陳皮(ちんぴ)の薬膳茶

あったかい飲み物が飲みたくなってくる時期ですね。
体をあっため、消化機能を促進させる薬膳茶の紹介
山査子(さんざし)と陳皮(ちんぴ)の薬膳材料を使った薬膳茶です。
山査子とはバラ科属の植物です。その用途は下記のように広い。
1.果実:生薬、お酒、健康食品、ドライフルーツ、生食、菓子の材料などに用いられる。
特に生薬は消化吸収を助ける作用があり、加味平胃散(かみへいいさん)、啓脾湯(けいひとう)などの漢方方剤に使われている。
2.花:ヨーロッパでは生命力の強さの象徴とされるとともに、不快な花の香りによって
玄関先のリース飾りやメイポールなどの魔除けに使用されている。
陳皮はみかんの皮を乾燥させたものです。
<薬膳材料>
・山査子 15g、陳皮 10g
・水 800ml
<作り方>
①鍋に水800ml、山査子、陳皮を入れ15分間置く
②強火で沸騰させたあと弱火で20分間煎じて、濾す
出来上がり!
*薬膳茶がなくなっても湯を足せば味、香りがなくなるまで飲めます。
参考:薬膳コーディネーター講座;薬膳レシピ集